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Q&A 遺 言

  

Q13 相続人に財産管理能力がない場合

 私には8歳の孫しか相続人がいないのですが、財産を残しても孫が財産を管理できるとは思えませんし、変な人間が後見人になってしまうと財産を使い込まれてしまいそうで不安です。後見人を遺言で指定できますか。

A13

 「最後に親権を行う者」は、原則として、遺言で未成年後見人を指定することができます(民法839条1項)。しかし、祖父であるというだけでは親権者にはなれません。よって、お孫さんとの養子縁組などによりあなた自身がお孫さんの親権者になっていれば遺言で未成年後見人を指定できますが、そうでなければ指定することはできません。
 なお、お孫さんに親権者がおらず、未成年後見人の指定もない場合は、家庭裁判所に未成年後見人の選任を請求することになります(民法840条)。

                        (弁護士 大嶋 一生 ・ 弁護士 平松 桂樹)

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