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Q&A 成年後見

  

Q8 成年後見が開始することによる不利益

 成年後見が開始することによって、利益を受けることができるのは分かりましたが、成年後見が開始することによって不利益を受けることはないのでしょうか。

A8

 成年後見制度を利用する際の利益についてはQ1からQ8をご確認ください。
 成年後見を利用することに利益を受けることができる反面、成年後見人が選任されることにより、選挙権を失ったり、会社の取締役や弁護士、医師等の一定の資格に就くことができなくなり、資格制限を受けるという不利益もあります。成年後見を利用する場合には、不利益についてもご検討ください。
 なお、補助と保佐という制度を利用する際には、選挙権を失うことはありません。また、資格制限については、保佐の場合にはありますが、補助の場合にはありません。もっとも、後見、保佐、補助のいずれになるかは、最終的に裁判所が決めるため、保佐として申立てても後見が開始され、選挙権を失うなどの不利益を受けることもありますので注意が必要です。

                      (弁護士 菅原 仁人 ・ 弁護士 齋藤 健太郎)

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